様々な活用方法があると思いますので、もちろん学校の実態、生徒の実態に応じて最もやりやすい形で使用してください。参考までに、私のやり方を紹介します。
1 単元名と本時のねらいを黒板に板書する。
まず、単元名と本時のねらいは各プレゼンともに最初のページに表示されますが、必ず黒板に板書します。プレゼンには次のスライドに移ると前のスライドが消えるという欠点があります。そのため本時のねらいは黒板に書いておきます。
もちろん生徒にはノートに書かせます。
2 プレゼンテーションの流れに沿って進める。
あとはプレゼンテーションの流れに沿って進めていけばいいのですが、授業の前に、先のシートにどのようなことが書かれているのか、どのようなアニメーションになっているのかを必ず確認してください。これをしておかないと、生徒にしっかり考えさせなければならないところなのに、アニメーションの確認をしていなかったために先に答えや文章が出てしまって、深まりのない展開になってしまうことがあります。
3 まとめシート、ワークシートを生徒分印刷して、その都度生徒に配り、ノートに貼らせる。
こうすることにより書く時間を短縮し、本時の振り返りができるようにします。プレゼン授業の欠点が補えます。また短縮した時間は考える時間にあてることができます。
各単元のワークシートパックよりワークシートをワードで開き、人数分印刷
このような、一気に何枚もまとめて切れるカッターがあると速い
これをパワーポイント教材の内容に沿って生徒に配り、ノートに貼らせる。
貼った後の生徒のノート
4 黒板のスペースは解いた問題を生徒に書かせるために使う。
黒板には、単元名と本時のねらいしか書いていませんので、残りのスペースは生徒が解いた問題を書かせるために使用します。
※ 板書については当然賛否があろうかと思います。皆様の率直なご意見を聴かせていただけると、今後に役立てられると考えています。こちらの専用掲示板またはお問い合わせよりお願いいたします。
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