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last update 2024/01/24

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ICTタブレット端末実践例＞GeoGebraを用いた実践例＞２年　三角形の合同条件

２年　三角形の合同条件

「合同条件をGeoGebraで考える。」

　三角形の合同条件を、GeoGebraの図形を操作することにより考えさせます。といっても生徒は操作をしないで、meetの共有画面で教員の操作を見て、教員の発問を考えて発表するという形です。GeoGebraを使うことにより、三角形の合同条件の理解促進と説明時間の短縮をすることができます。

画面に合同ではない2つの三角形を提示します。

最初に生徒から「３辺の長さを同じにする。」という意見が出たので、辺の長さを表示して△DEFの辺の長さを△ABCと同じにします。

合同条件の一つ目「３組の辺の長さがそれぞれ等しい。」が言えます。

次に生徒から「３つの角の大きさを同じにする。」という意見が出たのでそうしてみます。

わざと角度が同じで大きさが違う三角形を作ります。

長さは違っても角度は同じなので、△DEFの角と対応する△ABCのどこか一つの角に合わせて、その角を挟む2辺の長さを同じにすることにより、合同な三角形にすることができることを説明します。図形を移動させたり、辺の長さを変えたり市ながら説明できるので、説得力があります。これで、「2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい」ときに合同になることが言えます。

最後に「1辺とその両端の角」については、なかなか生徒からは出てきにくいので、教員が提示して、実際に作って合同であることを説明します。△ABCの底辺と同じ長さの線分を引き、その両端から角度を指定して△ABCの対応する角と同じ角度をつくり、線分で点を結びます。後はこの図形に△ABCを重ねて合同であることを確認すればいいです。

あとは２年のスライド教材「三角形の合同条件」でまとめと本時の確認をします。まとめはカードにしてロイロでも送っておきます。

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